心をグッと捕まえられて...
本日2月21日(土曜日)、愛知県名古屋市の中日劇場に行って参りました。
宝塚ロマン「外伝 ベルサイユのばら −アンドレ編−」&
グランド・レビュー「ダンシング・フォー・ユー」を鑑賞しました。
宝塚歌劇団(宙組)公演を、初めて、舞台で堪能することができました。
本当に、大袈裟な表現ですが「夢にまで見ていた、宝塚の世界」です。
第一部は、お芝居。今回は、「ベルばら」の主人公たち(オスカル、フェルゼン
マリー・アントアネット)を脇に置いて、アンドレが主役になります。
アンドレの生い立ちからの知られてないエピソードが、主題となり、、
「ベルばら」本編のストーリーに、横糸として交わっていくそんな
印象を受けました。また別の独立した愛の物語です。
いつも私は、思うのですが、宝塚の作品の主役は、志が気高く、正義感と
慈悲の心を抱き、潔く、やさしくて、愛に苦しみ、格好いい、そして美形なのです。
(まさに少女漫画の世界観です)
実際には、そんな人などいるわけがないのはわかっているのですが、
でも、宝塚の舞台の上には、そのような人物が存在するのです。
宝塚ファンの女性の方々は、夢のような作られたドラマの中に理想の男性像を
見出しているのかもしれませんね。
第二部は、歌とダンスで繰り広げる、レビューの時間です。華やかな衣装をに身に
まとい、タカラジェンヌたちが、夢ようなの美しい世界を見せてくれます。
お客さんは、お芝居で、ハラハラドキドキして、レビューで心を弾ませて、
幸せな気分で、劇場を後にされるのだなと思います。
そして、宝塚が多くの女性の方々の心を捕らえて離さない、その訳が、わかった
ような気がします。
私もグッと心を捕まえられてしまったみたいです(笑)
初めて、メガネの魅力と面白さの虜になった時のように。