「のだめカンタービレ」の音楽会(ベスト版)桃ヶ丘edition〜2010.7.31〜
『ある人には、視力の矯正器具、またある人には、おしゃれのための伊達眼鏡やサングラスというアイテムだったり...。眼鏡は、私にとって両方の役割を兼ね備えています。活動的な力をあたえてくれたり、癒しの効果も、おだやかな気持ちにもさせてもらいます。なによりも、流行にながされない、私の個性を表現してくれるたいせつな相棒たちです。毎日の眼鏡にまつわるエピソードを楽しくお伝えできましたら、幸いでございます』
今日も、眼鏡ネタではありませんが、お許しください(笑)
昨日、今日と、「のだめカンタービレ」の音楽会(ベスト版)に出かけていました。
漫画「のだめカンタービレ」に登場するクラシック音楽を、生のオーケストラの演奏
で、再現しようとするコンサートです。しかも、オーケストラの後方に、スクリーンを
設置し、そこに「のだめ」の漫画のシーンや曲目の解説などをスライドで投影します。
だから、クラシック初心者でも、十分に楽しめます。自慢ではないですが、この音楽会
の発祥の地(初演)は、ベスト版二日間公演の愛知県春日井市です。
本当に、オーケストラの生演奏は、いい響きがして、自分のお気に入りの曲なら
楽しくて仕方ありません(笑)CDでは聞き取れない、低音の部分とか、打楽器の音に
しびれました。
1日目の2010.7.31は、〜桃ヶ丘edition〜と題しまして、音楽大学時代の主人公たち
のゆかりの曲が、演奏されました。
はじまりは、ベートヴェンのピアノソナタ「悲愴」第二楽章。ピアノの美しい調べが
会場を包みます。私はこの曲が大好きなので感激して聞き惚れていました。
多くのジャズボーカリストが、この曲に詩をつけて「ミッドナイト・ブルー」という
タイトルで唄っていますので、どこかで聞き覚えがあるかと思います。
◯ベートヴェン 「交響曲第7番・第一楽章」
◯ガーシュイン 「ラプソディ・イン・ブルー」(マングースがピアニカを演奏しました)
と続き、懐かしい音楽と漫画の場面が映し出されていきました。
ピアニストとオーケストラの共演は、とても美しい音を奏でくれます。
私はピアノ協奏曲が、大好きです。ロマンチックで、甘美なところが...。
休憩の後、最後に、ブラームスの「交響曲第1番」を全曲演奏してくださいました。
私ごとですが、落ち込んだり、苦しいときに、何度も「のだめ」のドラマを観直していました。
ドラマの抜粋と違い、フル演奏のブラームスは、迫力があり、解説により
この曲の解釈が、少しわかったような、気がします。
この曲は、最初、重苦しく始まり、最後は、希望が沸き、心が救われる思いがしました。
私も、その救われた人の一人です。この話はまたの機会ということで....。