ふらっと、立ち寄ったのですが...


先日、体調がすぐれず、病院に行きました。
帰りに、食料品の買い物して、ご近所の眼鏡屋さんの前を通りました。
「ついでだから、眼鏡のクリーニングをしてもらおう...」をと立ち寄りました。


ご主人が「これどう!きれいな赤やろ!」と赤いメタルとセルのコンビネーション
フレームを見せて下さいました。


手に持つと、非常に軽いのです。
デモレンズに、貼り付けてあるラベルをみると「超軽量ジュラルミン
と書かれていました。いろんな素材を見てきましたが、ジュラルミンとは。
昔、飛行機の機体とか、お札束を収納するトランクを想像しまたが、まさか、
眼鏡に、使用していたなんて驚きです。みなさん、ごぞんじでした?


結局、そのフレ−ムで、眼鏡をつくってもらうことにしました。
(買いに来たわけじゃないのいにね!)
非球面レンズをセットにしたお値打ち価格に、心を動かされてしまいました(笑)


このお店は、良いフレ−ムに、良いレンズを使うことで、付加価値を高めるセールに
取り組んでいるわけです。買う側には、お値打ち感がありますよね。


予算より、安く上げると、なんだかもう1本、欲しくなります。
以前から、目を付けていた、レアものを、取り置きしてもらいました。


もう、十年以上、動いていない品物で、いわゆるデットストック。
でも、欲しい人にしたら、お宝物です。
今はやりの「レトロモダン」を彷彿させる、おしゃれなセルの丸眼鏡。


また、20年前のドイツ製の眼鏡フレームが、売れ残っていると、見せてもらいました。
やはり、今なら「レトロモダン」として、受け入れられそうだなと思います。


このようなお宝な眼鏡フレームが、たくさん存在しているのはどうしてだろう。


それは、このお店のご主人が、おしゃれな眼鏡フレームをとても良く、高い
鑑識眼で品定めしている証拠です。

ご主人は、時代を先取りしすぎる人です。ほんの少し早くすぎて....。
だから、眼鏡フレームに、流行以外にも、おもしろさを、考えて仕入れを
されているのでしょうね。常連の客層の顔が浮かんでいるにではないかと
考えます。


「時代の流行よりも、長い間、使える眼鏡が良い」
ご主人が、かっておっしゃっていた言葉です。