やっと、読み終えました。

ナラタージュ


とある読書サークルの若い女性から借りていた本を読了しました。
「ナラタージュ」 (島本理生・箸、角川書店刊)です。
今更ながらと、おっしゃる方も見えるでしょうが、
読んでみて、良かったです。


こんなに心の奥底まで、その人を愛し、また愛されること。
まず、ないだろうなと思いつつも、身も心も焦がす恋に触れた。
恋の本質は、こういうことなのか。これほどでなくても、苦しみや
痛みを経験したことが、誰にでもあるのではと感じました。
私も若かったころの恋を思い出していました。


使い古されて言葉ですが、「まさに究極の純愛」と呼びたい。


最後までの20ページの描写は、とても圧巻に思えました。
また、文章の書き方が、「演劇の戯曲」を連想させます。
私だけでしょうか。そう思いました。

そうそう、この小説「ナラタージュ」の中に、べつ甲のメガネが登場するんですよ。


ところで、私の読書のおつき合いをしてくれるメガネは、
オーストリアsilhouette(シルエット)7511 51 6087。
赤と黒のバイカラーの縁なしメガネ(ツーポイントともいいます)。
これにHOYAREMARK(機能レンズ)を入れてあるものです。



遠近両用レンズではありませんが、それに近い見え方をするのです。
読書をするには、見やすく眼精疲労しにくいので、重宝しています(笑)